祝・日本茶AWARD2022 4商品受賞

この度、「日本茶AWARD2022」(主催:NPO法人日本茶インストラクター協会/日本茶AWARD2022実行委員会/日本茶審査協議会)にて、京はやしや及び林屋新兵衛出品のお茶4商品が受賞致しました。

「日本茶AWARD2022 二番茶煎茶部門」プラチナ賞及び、「日本茶AWARD2022 ほうじ茶部門」ファインプロダクト賞で2商品、「日本茶AWARD2022 自由な発想の茶部門」審査員奨励賞の合計3部門4商品の受賞は、昨年の日本茶AWARD2021 での2商品受賞に続く、2年連続の快挙でございます。

日頃より京はやしやをご愛顧頂いておりますお客様、関係者の皆様へ心からの感謝を申し上げますとともに、引き続きご支援賜りますようお願い申し上げます。これからも京はやしやは、お客様の「至福の一服」となるべく、日々おいしいお茶を通してまったりと過ごす豊かな時間を提供してまいります。

日本茶AWARDとは

日本茶の新たな価値を見出し、より広くお茶の魅力を伝えていくことを目的とし2014年から始まった品評会。お茶のプロだけでなく、お茶を飲む消費者や様々な分野のスペシャリストの意見を取り入れることで、お茶の個性や魅力を多角的な視点で引き出す審査法を導入し、近年注目されています。

受賞商品

弊社では年間を通して魅力溢れる抹茶、煎茶、ほうじ茶などあわせて30種類以上取り揃え、お客様にご好評を頂いております。
今回受賞したのはそのうち、以下4商品です。

日本茶AWARD 2022 受賞商品

「日本茶AWARD2022 二番茶煎茶部門」プラチナ賞 はるか二茶(はるかにちゃ)

昨年同部門のファインプロダクト賞を受賞し、大きな反響を頂戴した宇治煎茶の二番茶「はるか二茶」が、本年はプラチナ賞を賜りました。お茶屋として、茶の魅力を打ち出すのがより難しい二番煎茶部門でこのようなご評価を頂けたことに大変大きな喜びを感じます。

本来一番茶と比べ、生育期間が短いためお茶の風味が劣ると言われる二番茶ですが、この「はるか二茶」は二番茶とは思えないほど香り高く、旨み渋みを楽しめる一品です。うまみと渋みのバランスに非常に優れた茶葉のため、二番茶ながら、二煎目も風味豊かにお楽しみいただけます。

「日本茶AWARD2022 ほうじ茶部門」ファインプロダクト賞 右近の橘

当店で扱っている「錦上の花」、「緑の精」の煎茶茎を使用したほうじ茶です。

旨みの強い煎茶の茎を直火焙煎で一度強く火入れした後、遠赤外線でじっくりと焙煎する二段階焙煎をすることで、上品で香り高いほうじ茶に仕上がりました。口の中に爽やかに広がる甘みと共に、ローストした焙じ香と茎茶のバランス良い香りをお楽しみください。

「日本茶AWARD2022 ほうじ茶部門」ファインプロダクト賞 元祖棒ほうじ茶

明治35年ごろ、三代目 林屋新兵衛が本来は荒茶精撰の際に捨てられていた煎茶茶葉の茎部分の利用法を考え、焙煎した「棒茶(茎ほうじ茶)」を考案。今日に続く「棒茶」の歴史の礎となりました。

本商品は、上質な露地煎茶の茎を遠赤外線でじっくりと焙煎することで、表面はまだ薄い緑を残す部分もありながら、しっかりと芯まで焙煎されています。柔らかく浅く炒ったほうじ茶は、すっきりとした味わいの中にローストの香ばしさが感じられます。

「日本茶AWARD2022 自由な発想の茶部門」審査員奨励賞 玉てん茶

これまでにない風味の茶を表する「自由な発想の茶部門」を受賞した「玉てん茶」は、玉露とてん茶をブレンドした、新しいお茶として生まれました。

「てん茶」とは、抹茶の原料として、茶葉の茎や葉脈を丁寧に取り除き、石臼で挽きやすい形に揃えたもので、一見すると青のりのようなフレーク状のお茶です。約50度ほどのお湯でじんわりと茶葉を開かせる玉露は、とろりとコクのある旨みが魅力ですが、一方で美味しく淹れることが難しいお茶でもあります。

「玉てん茶」は玉露とてん茶の二つが合わせることで、より旨みが強く、どなたでも手軽に美味しく淹れることができるお茶である点もご評価を頂きました。

今回受賞したお茶は弊社オンラインショップにてお買い求め頂けるほか、晴海直売所ほか各店舗でもお取り扱いしております。御贈答としても喜ばれる受賞茶4点セットもご用意致しました。ぜひこの機会にお求めくださいませ。

商品一覧